台湾が大好きな日本語教師

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初級から中級クラスを任された時....

こんにちは。

日本語教師kirinです。

 

私が中級クラスを任されたのは、

日本語教師になってから2年目の後半でした。

 

初級と違って、語彙も文型も多く

テキストや教え方も変わるので、

何をどう準備したらいいのか

わからず、最初は不安でした。

 

今日は私が初級から中級を教えることになった際、

購入した参考書や、中級レッスンのポイントを

紹介できたらなと思います。

 

 

 

とりあえず買った参考書

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まず、中級とは?上級とは?を理解するために

こちらの本を購入しました。

 

こちらは、

・初級と中級の違い、中級と上級の差。

・中級、上級を教えるときのポイント

・授業の流れ

などが書かれています。

 

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私はこの本を読んで、

中級以上の学生は、

初級よりも自発的に気づき、意見を出し、

授業では何ができるようになるのかを

理解することが必要だと知りました。

(例えば、今日の授業では「誘いを断ることができる」「依頼することができる」など)

 

 

 

 

 

 

 

中級・上級文型の参考書

 

 

 

 

次に購入したのは、文型参考書です。

色々なものが出ていますが、

私が愛用しているのは日本語表現文型辞典です。

 

中級の文型は、

初級の応用編みたいなものが多いです。

他にも「食べたことがある」「食べることがある」のような

既習文型と似ているけど意味が違うものなど

間違えやすい文型も多く出てきます。

 

この参考書は、色々な文型を比較して

何が違うのか紹介してくれているので

きっと役に立つと思いますし、おすすめです。

 

 

私が中級以上の学生に教えるとき

語彙

初級の頃は、習った単語を忘れないように

何回も繰り返して復習していましたが、

中級になると漢字も量も増えて

覚えることが大変になります。

JLPTやEJUの学生には、試験に出やすいもの

ビジネス会話など会話中心に勉強したい学生には

文語か口語かなどクラスや学生に合わせて教えています。

 

 

文型

導入

基本練習

応用練習

流れは初級と変わりませんが、

中級のクラスは自分で文を作らせたり

それはどういう場面で使われるか意識して

会話練習させたり、既習文型との差は何か

確認したりしています。

 

カリキュラムの関係で、

中級クラスは時間との勝負なので、

これは必ず教えるべきだと思うものは、

メモしたり、ノートにまとめたり

しておくといいかもしれませんね!

 

 

 

読解

読解に必要なことは、

最終的に何を読み取るべきか確認すること

だと思います。

 

テキストには、問題がありますが、

個人的にはそれが解ければ良しとしています。

(もちろん勘で当ててはダメですけど...w)

 

オンラインレッスンなんかでは、

ネット記事やアプリを使って教師が

問題を作ってもいいと思います。

 

 

 

 

おわりに...

初めて中級クラスを担当したときは、

授業に何が必要か、学生にとって何が大切か

わからず、ひたすら配布プリントを作っていました....

 

 

中級クラスを担当するときは、

先輩教師にアドバイスをもらったり、

参考書やyoutubeなど令和の時代には

コンテンツがたくさんあるので、

できるだけ情報を集めるといいと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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