教材(絵ドリル)を作る時のポイント!
こんにちは!
kirinです。
私が日本語教師を始めた頃、
教案作成に追われていて、
教材をしっかりと作り込む
気力がなく、かなり雑な教材を
使っていましたm(__)m
当時の学生には本当に
申し訳ない気持ちしかありません...
皆さんは、教材作りで
気をつけていることってありますか?
今日は、最近私が教材作りをしていて、
面白いと思ったエピソードがあったので
シェアしようと思いました^^
日本語教師が準備する教材といえば、
- 導入イラスト
- フラッシュカード
- ドリル
- レアリア
- 配布プリント
- 音声
他にも色々とありますよね。
中でも、【絵ドリル】を作る際は、
注意しなければならないことが
多いように思います。
私は絵ドリルを作る時に
注意していることは以下のようなことです。
- シンプル
- 丁寧(大きさや統一感など)
- 誰が見てもできるだけ同じイメージが持てる。
シンプルで丁寧に、そして統一感を保つために
私がいつも教材作りで使っているイラストは、
【いらすとや 】さんのイラストです。
↓↓
欲しいイラストが高い確率で見つかるので
本当に助かっています。
ただ、上記した3つ目の、
【誰が見てもできるだけ同じイメージが持てる。】
というポイントを考えて作成すると
なかなか初めの頃は難しいと感じるかもしれません。
例えば、最近の話ですが、
教材(絵ドリル)を作っていて
面白いと思ったことがありました。
突然ですが、質問です。
Q:
青い服を着ている男の子は、
今、何を思っていますか??
私は、【邪魔】という形容詞が使いたくて、
このイラストを使いました。
しかし、
ある学生には【邪魔】というイメージが
なかったみたいです。
少し気になったので、
同じ質問を学生や友人に聞いてみました。
韓国人:8人
台湾人:10人
日本人:8人
少なっっっ!!(/-_-)/
大勢に聞きたかったですが
人脈が.....笑....すみません。
答えは、
2つの意見に分かれました。
- 仲間に入れない。一緒に喋りたい。....などなど
- 邪魔だ。通れない。迷惑。うるさい....などなど
韓国人は100%前者。
台湾人は50%前者と後者に分かれる。
日本人は90%後者。
という結果でした。
私の周囲に聞いた
"数人"の答えからみた結果ですからね!笑
導入イラストと違って、絵ドリルは
ドリル練習のための教材ですから
テンポよく進めるために
【誰が見てもできるだけ同じイメージが持てる。】
というのを意識して作った方がいいです。
自分の中では、
【邪魔だ】というイメージしかなかったので、
改めて絵ドリルの作成って難しいと感じた出来事でした。
教案を書きながら、教材を作ることは
本当に大変なことだと思います。
最近では、日本語教師のために
作られた教材もたくさんありますので
うまく活用していきたいですね^^
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。