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みんなの日本語15課(語彙&文型):教案を書くときのポイント!授業中によくある学生の間違いなど!

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みなさん、こんにちは。

kirin先生です!

 

教師1年目の頃は、教案を書くのも、

授業をこなすのも毎日必死でした.....。

本やインターネットからの情報集めは毎日の習慣になり、

特に先輩日本語教師のブロガーさん達には、

本当に助けられました。

本ページシリーズでは、

少しでも新人先生の力になれたらいいな

という思いから、書き始めました!

 

それでは、今回は15課について見ていきましょう〜^^

 

目次

 

 

 

語彙編

語彙導入のポイント

まだまだ「て形」に慣れていないので、

時間に余裕があれば動詞の部分を

「て形」に変えたら?と聞いてみてもいいかもしれません。

 

置きます:場所 / 物

「起きます」は2Gだけど、

「置きます」は1Gであることを確認!!

14課の「座ります」と同様、

帰着点「に」であることを教えないと......

 

S:「テーブルの上 で かばんを置きます。」

T:「で??に???」

S:( ´△`)

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作ります:N

 造ります(船とか吊り橋とか)例を出してあげましょう^^

売ります:N

 

知ります:N

「知ります」の形では使わないので、

私は「知っています」の形で使うと説明してしまう....

だって、そんなことより

 

S:「わかります」と「知っています」同じですか?

っていう質問が来ますから〜

 

そっちの説明で時間がかかるかも....(__)

これは、調べれば調べるほど、

混乱してくるんですよね....

 

私の場合、

知ります:情報が頭の中に入る

知っている:その情報がまだ頭の中にある

わかる:理解&把握する、人に説明できる

って導入して、例文をいろいろ準備します。

  • Aさんの電話番号を知っています。
  • 中国語がわかります。
  • iphoneの使い方がわかりません。

文によっては、置き換えができるけど、

それは、

ただ情報を知っているか、人に説明ができるか、

という微妙な違いだと思うので、

ここではノータッチ!

 

いろいろ説明が増えれば増えるほど、

時間が...さようなら〜....です。

 

住みます:場所

研究します:N

 

歯医者

歯医者へ行きます。(場所)

私は歯医者です。(職業)

文型編

文法項目

  • A1:〜てもいいですか。
  • A2:〜てはいけません。
  • A3:〜ています。(結果の状態)
  • A4:〜ています。(仕事、習慣)

授業を進める時のコツ、ポイント

15課、まだまだ「て形」が話せない.....

必死についてきてくれる学生達.....

とにかく、とにかく、「て形」を何回も

言う練習を盛り込みたいです^^

 

A2

練習B(3)の助詞....

気づく学生は気づく。

そう。

 

動作の(場所)で

帰着点の(場所)に

 

でも、これは練習まえに

確認しておいた方がいいですよね。

 

助詞を嫌いにならないで....と祈りながら。

 

A3

「知っていますか?」

の答えは、

「知りません。」

が定着できたらいいですね^^

 

昨日から〜ています。

先週から〜ています。

っていうと変になるので、

結果の状態期間が短いとダメだと

注意したいです。

 

でも、あえて説明はいらないかも。

あ....

文型練習帳を使う場合は、要導入です。

だって、問題の中にアルヨ。

 

A4

どこ?誰?何

助詞.....はい。

練習できるものを準備しましょう。

 

以上です!

15課は、「て形」に集中させたいので、

そんなに複雑なところはありませんでしたね。

「助詞」と「て形」が合格ラインまでくれば、

ヨシということで〜...^^

 

コメント待っています〜♪

 

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