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みんなの日本語41課(語彙&文型):教案を書くときのポイント!授業中によくある学生の間違いなど!

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みなさん、こんにちは。

kirin 先生です!

 

教師1年目の頃は、教案も書くのも、

授業をこなすのも毎日必死でした........。

本やインターネットからの情報集めは毎日の習慣になり、

特に先輩のブロガーさんたちには、

本当に助けられました。

本ページのシリーズでは、

少しでも新人先生の力になれたらいいな

という思いから、書き始めました!

 

 では、早速41課をみていきましょう!

 

 

目次

語彙編

語彙導入ポイント

語彙はそんなに難しくないものばかりです^^

「お祝い」「お年玉」「お見舞い」

などの日本生活に関係がある語彙は、

学習者の国ではどうなのか話し合っても

いいかと思います。

 

いただきます

くださいます

やります

41課の文型で使う語彙なので、

簡単に導入するだけでいいです。

 

上げます:N

下げます:N

エアコンの温度、手、頭....

 

親切にします:人

 

興味:がある / ない

「趣味」との違いを聞かれやすいです。

趣味は、すでに夢中になっているものです。

 

この間

「最近」との違いを聞かれるかもしれませんね。

「この間」は過去の話だということを

確認しておきます^^

 

〜ずつ

数詞+ずつ

1つずつ、2人ずつ、5回ずつ...

 

中級になると、「ごと」

などが出てきますが、

初級みんなの日本語では「ずつ」だけの

説明でいいと思います!

 

文型編

文法項目

  • A1:〜 に N を いただきました。
  • A2:〜 に N を くださいました。
  • A3:〜 に N を やりました。
  • A4:〜 て いただきました。
  • A5:〜 て くださいました。
  • A6:〜 て やりました。
  • A7:〜 て くださいませんか。

授業を進める時のコツ、ポイント

授受表現は7、24課でやりましたが、

だいぶ前に学習したものなので、

確認のため、1から復習をした方が

いいと思います。

↓↓↓

みんなの日本語24課(語彙&文型):教案を書くときのポイント!授業中によくある学生の間違いなど! - 台湾が大好きな日本語教師

 

A1

「もらいます」の丁寧な単語です。

目上の人に「もらいました」は、

「いただきました」を使います^^

社長、店長、先生、お客さん、知らない人....

 

「もらいます」「いただきます」は、

誰に?の違いだと学習者がわかれば大丈夫です!

 

注意ポイントは....

練習B1が「〜んです」で練習するように

なっているので、

「いただきました」→「いただいたんです」

とするように練習前にひとこと必要かと思います。

 

A2

「くれました」の丁寧な単語です。

24課と同様、「私に」は省略して練習します。

 

A3

「あげます」をぞんざいな言い方にした単語です。

みんなの日本語では、目下の人、動物、植物

対象としていますが、普段の日常会話では

「あげます」も、これらの対象の場合でも

よく使われているため、私は「あげます」で

いいと言ってしまいますね...

 

目上の人には「差し上げます」という

単語を使いますね。文型練習帳に

少し紹介してあるので、ついでに

導入しちゃってもいいと思います!

 

A4

「〜てもらいました」の丁寧な言い方です^^

A1のように、誰に?に注目します!

24課の内容を忘れていなければ、全然

問題がない部分ですよ。

 

A5&A6

A4と同様、それぞれ

「〜てくれました」「〜てあげました」

誰が/に?に注目して練習します。

 

A4との違いは、24課でもしましたが、

助詞に気をつけなければならないことです。

 

A5に関しては、「私」を省略して練習するので、

助詞を気にすることはありません。

 

A6(みんなの日本語p132)のように、

「孫」「孫」「孫

とどうして助詞が変わるのかを

もう1度確認しておきます。

↓  ↓  ↓

kirin-sensei.hatenablog.com

 

A7

26課「〜ていただけませんか」と

ほぼ同じ意味の文型です。

みんなの日本語26課:教案を書くときの注意点とポイント!授業中によくある学生の間違いなど! - 台湾が大好きな日本語教師

 

時間に余裕があれば、

お願いする場面の会話練習が

できるといいですね〜

 

活動に使えるネタ

A7

 

A:「これ、___ですね。Bさんが〜んですか?」

B:「実は、〜さん(に・が)V て____んです。」

A:「そうなんですか!もしよかったら、__てくださいませんか?」

B:「はい。もちろんです!」

 

以上、41課の内容でした。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

 

 

 

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